恩納村山田にある「琉球村」は、琉球時代の町並みを再現したテーマパーク。
伝統工芸の体験、民謡・芸能ショーなどを楽しめるほか、有形文化財に登録されている古民家の鑑賞もできるので文化体験に触れられる貴重な場所となっています。
北部に行く方は、立ち寄ってほしい観光スポットの一つです。
是非、散策して感じたことを踏まえてバリアフリーお出かけの参考にしてみてください。
※散策して感じたこと!
・砂利の所やガタガタな部分があります。
・園内は坂道がいくつもあり自力での移動が大変な箇所もあるのでサポートの方が必要。
無料で入れる琉球村のエントランスエリア「沖縄の駅ちゃんぷるー」は、土産物店はもちろん、オリジナルシーサー絵付けなどのできる「体験ブース」、沖縄グルメを味わえる「きむじなぁ食堂」があります。
沖縄限定のご当地グッズや伝統工芸品など、ここでしか手に入らない特別な商品も♪
また、エントランスエリアには琉球衣装のレンタルも。(有料)
女性用紅型衣装や男性用エイサー衣装なども用意されているので、琉球衣装を着て園内をお散歩♪
琉球村園内には、様々な撮影スポットが満載なので、琉装ロケーションを楽しんでみては。
エントランスエリア「沖縄の駅ちゃんぷるー」を抜けると、琉球村入り口が見えてきます。
いよいよ昔ながらの集落へタイムスリップ。
沖縄各所から移築された古民家が全部で10棟立ち並び、そのうち8棟が国の登録有形文化財に指定されているとのことです。
散策しながら沖縄の歴史も知るチャンス。
・旧仲宗根家
・旧国場家(国登録有形文化財)
・旧玉那覇家(国登録有形文化財)
・旧平田家(国登録有形文化財)
・旧花城家
・旧西石垣家(国登録有形文化財)
・旧島袋家(国登録有形文化財)
・旧島袋家 住宅高倉(国登録有形文化財)
・旧比嘉家(国登録有形文化財)
・旧大城家(国登録有形文化財)
少し登ると、「キジムナーの家」を発見。
※キジムナーとは、ガジュマルの木で暮らす精霊。
村の至る所にキジムナーがいるので、散策しながら探してみてはいかが。
琉球村では、沖縄の伝統芸能を観覧できるエイサーショーが毎日4回開催。時間帯によって開催場所が「園内中央広場」又は「きじむなぁ劇場」で行われるので要注意。
その他にも、古民家での芸能ショーも楽しめるとあって、見所満載となっています。
今回は、「きじむなぁ劇場」でエイサーショーを観覧。
園内の一番端にあり、急な坂道を上っていくので、車いす移動は難易度高め。
エイサーショーでは沖縄民謡の生演奏、琉球舞踊も見ることができました。
琉球舞踊でも、琉球王国の宮廷で演じられた格式高い「宮廷舞踊」を披露。
三線などの美しい音色とともに、色鮮やかな紅型の衣装を纏い踊られる姿は、とても美しかったです。
宮廷舞踊の後は、沖縄の代表的な伝統芸能であるエイサーで締め括ります。
歌に合わせて奏でる太鼓の音は迫力満点で心躍ります。
県民の私でも太鼓の音を聞くと、“ちむどんどん(沖縄の言葉で「心が高鳴る様子」の意味)”します。(笑)
また、ショー終わりには、演者さん達との写真撮影会もあって、素敵な思い出に残せること間違いなし。
「きじむなぁ劇場」を下ると一息付ける休憩所も。トロピカルドリンクやアイスクリームでひと休み。
散策途中には、ミストシャワーも設置しており、暑い空間を涼しくしてくれます。
出口付近には、水牛が働く昔ながらの製糖所(サーターヤー)があります。
水牛が機械の周りをぐるぐると回って棒を引くことで、サトウキビから汁を絞るという仕組みだそうです。
昔ながらの製糖風景をみることができるほか、マイペースな水牛もお仕事そっちのけで、草をムシャムシャ(笑)
とても可愛かったです♪
都会の喧騒を忘れられ、園内のゆったりとした空気感を体感できる観光スポット。
沖縄の文化や沖縄らしさを感じたい人は、ぜひ琉球村を訪れてみてはいかがでしょう。
【場所】
琉球村
沖縄県国頭郡恩納村字山田1130
【開園時間】
年中無休
9時30分~17時(最終入園/16時)
【入園料】
大人:2,000円、高校生:1,500円、小人(6~15歳):800円、6歳未満:無料
【駐車場】
あり
【バリアフリー対応トイレ】
あり
【問い合わせ】
琉球村
電話番号:098-965-1234